ローズヒップは、ハーブティーや、ジャム、スープなどとして利用されてきました。ローズヒップの新鮮なものは、ビタミンCを豊富に含んでいて、ローズヒップ100gに、およそ1000mgのビタミンCが含まれています。
これは、オレンジの10倍、レモンの20倍に相当し、「ビタミンCの爆弾」という過激な呼ばれ方もされるほどです。しかしながら、乾燥や加工をするとその過程でその多くが失われます。
ローズヒップには内臓脂肪を減らす効果があり、ダイエット効果が期待できるとされています。ローズヒップの種子に含まれるポリフェノール成分のティリロサイド(Tiliroside)に、脂肪燃焼作用があることを、森下仁丹株式会社と京都薬科大学の吉川雅之教授らとの共同研究で成果発表されています。
ローズヒップの種子に含まれる成分のひとつのティリロサイドが脂肪酸のβ酸化を促す酵素を活性化し、細胞内の脂肪燃焼を促進すると考えられていて、内臓脂肪を減らす効果が期待できるとされています。
ティリロサイドは、内臓脂肪だけでなく、肝臓中の中性脂肪の量も抑制する作用があり、これにより体重の抑制効果も期待できます。吉川教授によると、わずか1週間後から抑制作用がみられたと報告されています。
ティリロサイドは、また、インスリンの抵抗性を良くして、血糖値の抑制にも効果があることから糖尿病の予防・改善にも効果が期待されています。
ティリロサイドを摂るタイミングとしては、脂肪燃焼効果を得るには運動前に、血糖値上昇抑制効果を得るには食事と一緒に、摂るのがより効果的とされているようです。
新鮮なローズヒップは、ビタミンCを豊富に含んでいることで美容と、疲労回復に効果がありますが、ローズヒップの種は、ティリロサイドが脂肪燃焼を促進し、血糖値の抑制効果があることでダイエット効果などが期待されています。
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