オールドローズは1867年に発表された「ラ・フランス」より前の品種をいいますが、野生の原種であるワイルドローズを含めるかどうかは意見が分かれるところです。主な系列としてガリカ、ダマスク、アルバ、ケンティフォリア(センティフォリア)などがあります。
オールドローズには、一年に一度だけ花を咲かせる一季咲きが多く、優雅な花形に豊かな香りが特徴といえます。ヨーロッパでは香りの良い花を咲かせることから香料用の品種として栽培されています。このオールドローズの中でも、最も古い歴史を持つバラの一つといわれるガリカ種の赤いばらを用いたハーブをローズレッドと呼びます。
ローズハーブは、花の女王とも呼ばれていて、その気品高い香りに味わいがあります。ハーブとしてのローズの歴史は古く紀元前6000年前のバビロニア時代にまでさかのぼるといわれています。また、クレオパトラがローズを好んだことが有名で、ローズづくしの生活を送っていたと言われています。
ローズハーブの効能として、女性ホルモン調整作用、生理不順や更年期の緩和、不安や抑うつ、メランコリーな気分の緩和や、精神の安定などがあります。また肌のきめを整えたり、老化肌、乾燥肌などの症状にも効果が有るなどといわれています。これらのことがクレオパトラに好まれた理由のようです。
ローズレッド(Rose Red Petal)といわれるガリカ種のバラは、13世紀、第7次の十字軍が帰還した時に持ち帰ったと伝えられる古いバラです。また、実際に乾燥した花弁を薬剤として利用したことにより、アポテカリ−ローズ(Apothecary Rose)(薬剤師のバラ)とも呼ばれています。
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